50年目のメロウなジャズ喫茶【ウオッチ／Watch】高知・四万十市

こんにちは！ kotoです。プロフィール

梅雨の晴れ間、清流四万十川が流れる(旧)中村市までドライブ。

以前から気になっていたお店に行ってきました。

Watch　　1973－2023

1973年（昭和48年）オープン。

今年で50年目を迎える老舗のジャズ喫茶です。

1973年とは？？当時の流行歌を調べてみると「わたしの青い鳥／桜田淳子」「危険なふたり／沢田研二」「心の旅／チューリップ」などなど…歴史を感じますね。

しっとりレトロな空間

薄暗い店内。温かみのあるランプの灯りに心が落ち着く。

 

 

素晴らしいオーディオシステム

重厚な佇まいのスピーカーは、名機パラゴン(PARAGON)。重さはなんと300キロ！

アメリカのJBL社が1958年から1983年に販売。一つひとつが全て職人の手作業のため、僅か1,000台しか制作されなかったそうです。

ズラリと並ぶアンプはマッキントッシュ。

JBLのスピーカーとは王道の組み合わせで、相性の良さは抜群なのだとか。

 

 

店内の音量は控えめですが、離れた席でもしっかりと重低音の振動が感じられます。

この日は「ルパン三世」や「ハウルの動く城」などのテーマ曲をジャズアレンジした音楽が流れていました。ピアノの優しい音色に、時間を忘れてゆったりと。

昼Watch　11:00－17:00

ドリンクの種類が豊富で、コーヒーを使ったカクテルもあります。

 

50年間、豆の配合を変えていないというブレンドコーヒーは、苦みと酸味のバランスが絶妙。

しっとりフワフワのシフォンケーキ。さくらんぼが、ますますレトロ感を誘います。

ランチ　　11:00－15:00

 

喫茶店に来たら自然と注文したくなるメニュー。

大きめにカットされた、ウインナーと野菜がゴロゴロ。トマトケチャップの加減がほどよくて昔懐かしい味です。

人気の焼カレーはボリューム満点！

旨味が凝縮されたカレーと卵、チーズがとろり。最後まで熱々で食べられます。

夜Watch　17:00－20:00

メロウでムーディな夜のWatch。

恋人とのデート、友人との静かな語らい、仕事終わりにホッと一息つきたい…夜のWatchは最高の場所です。

 

メニューが変わり、ビールやハイボールが登場！嬉し過ぎる♡

 

パナシェはフランス生まれのカクテル。｢混ぜ合わせた｣という意味を持ち、ビールとレモン味の炭酸飲料を同量で割っています。

見た目に涼しく喉越しも爽快！ 暑い季節にゴクゴク飲みたい。

アイリッシュコーヒーはアイルランド発祥のホットカクテル。アイリッシュウイスキーをベースに、コーヒー・砂糖・生クリームで作られています。

シナモンの香りと冷たい生クリーム、温かいコーヒーとウイスキーが口の中で混ざり合って、めちゃくちゃ美味しいです。

おわりに

Watchさんが好きになりすぎて、一日に二度もお邪魔しました。

コロナ禍以降でしょうか、滞在時間が90分に制限されていますが、何時間でも座っていたくなるお店です。近所にあれば、毎日でも通いたいくらい。

老舗のジャズ喫茶で、心地よい音楽と美味しいコーヒーを味わってみませんか？