日々のこと

「パンどろぼう」柴田ケイコ展で回想する、子供との幸せな時間

こんにちは! kotoです。プロフィール

ご訪問いただきありがとうございます。

高知の香美市立美術館で開催されている「柴田ケイコ展/くらしのなかで生まれるもの」に行ってきました。

柴田ケイコさんは、高知県生まれの絵本作家。

子育てを終えた私は、絵本からは離れていましたが、そこには長い間忘れていたワクワクする世界が広がっていました。

時を忘れて

イラストの原画や絵本、顔出しパネルなど71点もの作品が展示されています。

原画の撮影はできないので、ご紹介できないのが残念。

オイルパステルとアクリル絵の具で描かれた原画は、絵本とはまた違った発色でとても美しく、時間を忘れて見とれてしまいました。

絵本を読んでいくように、お話が添えられているのも楽しいです。

 

高さが2メートル以上ある手作りの小屋。

来場した子供たちは一目散に突進!!

 

私も中に入ってみました。

大人も楽しい気分になれる秘密基地。

 

『しろくまのお部屋』と名付けられたコーナーには、ガラスのぬり絵が。

柴田さんの絵に色を付けることが出来ますよ。

 

パンどろぼうって何??

2020年に発売した『パンどろぼう』は、シリーズ累計85万部の人気絵本です。

美味しいパンを探し求める大泥棒が主人公。

ふっくらやきたてをねらう。
いただくパンはひとつだけ。
いただくときはかんしゃをこめて。

パン屋のおじさんは泥棒に入られても怒ったりはせず、相手の言い分をきちんと聞いてあげます。最後はほっこりとする素敵なストーリー。

可愛くてシュールなキャラクターを、大人も子供も大好きになります。

 

絵本を通してのふれあい

「親子のコミュニケーションツールとして絵本を楽しんでもらいたい」

柴田さんはそう願いながら、制作に取り組まれているそうです。

子供は絵本が大好き。

同じ本を何度も、何度も、読んでほしいと持ってきます。

膝の温もりや、優しい声に安心するのでしょうね。

親も楽しんでいるとわかると、子供はもっと嬉しくなる!

絵本は、親子で幸せな時間を共有できる最高のツールです。

作品を拝見しているうちに、すっかりファンになってしまいました。

近い将来お婆ちゃんになった私は、きっと『パンどろぼう』シリーズを大人買いすることでしょう。

絵本を読んであげられる幸せを、再び味わうために。

 

「柴田ケイコ展/くらしのなかで生まれるもの」は、2022年6月26日(日)まで開催されています。