こんにちは! kotoです。プロフィール
ご訪問いただきありがとうございます。
高知の香美市立美術館で開催されている「柴田ケイコ展/くらしのなかで生まれるもの」に行ってきました。
柴田ケイコさんは、高知県生まれの絵本作家。
子育てを終えた私は、絵本からは離れていましたが、そこには長い間忘れていたワクワクする世界が広がっていました。
時を忘れて
イラストの原画や絵本、顔出しパネルなど71点もの作品が展示されています。
原画の撮影はできないので、ご紹介できないのが残念。
オイルパステルとアクリル絵の具で描かれた原画は、絵本とはまた違った発色でとても美しく、時間を忘れて見とれてしまいました。
絵本を読んでいくように、お話が添えられているのも楽しいです。
高さが2メートル以上ある手作りの小屋。
来場した子供たちは一目散に突進!!
私も中に入ってみました。
大人も楽しい気分になれる秘密基地。
『しろくまのお部屋』と名付けられたコーナーには、ガラスのぬり絵が。
柴田さんの絵に色を付けることが出来ますよ。
パンどろぼうって何??
いつも おうえん どうもありがとう。ことしも たくさん たのしいおしらせが できるように がんばるぞ。 https://t.co/xzPuTdIwI5
— パンどろぼう (@pandorobou) April 16, 2022
2020年に発売した『パンどろぼう』は、シリーズ累計85万部の人気絵本です。
美味しいパンを探し求める大泥棒が主人公。
ふっくらやきたてをねらう。
いただくパンはひとつだけ。
いただくときはかんしゃをこめて。
パン屋のおじさんは泥棒に入られても怒ったりはせず、相手の言い分をきちんと聞いてあげます。最後はほっこりとする素敵なストーリー。
可愛くてシュールなキャラクターを、大人も子供も大好きになります。
絵本を通してのふれあい
「親子のコミュニケーションツールとして絵本を楽しんでもらいたい」
柴田さんはそう願いながら、制作に取り組まれているそうです。
子供は絵本が大好き。
同じ本を何度も、何度も、読んでほしいと持ってきます。
膝の温もりや、優しい声に安心するのでしょうね。
親も楽しんでいるとわかると、子供はもっと嬉しくなる!
絵本は、親子で幸せな時間を共有できる最高のツールです。
作品を拝見しているうちに、すっかりファンになってしまいました。
近い将来お婆ちゃんになった私は、きっと『パンどろぼう』シリーズを大人買いすることでしょう。
絵本を読んであげられる幸せを、再び味わうために。
「柴田ケイコ展/くらしのなかで生まれるもの」は、2022年6月26日(日)まで開催されています。