日々のこと

脳内旅行で世界の美術館までひとっ飛び!

こんにちは! kotoです。プロフィール

ご訪問いただきありがとうございます。

私は狭い場所や動けない体勢になるのが苦手で、飛行機に乗るのも3時間が限度です。

憧れのパリに行くのなんて夢のまた夢…。

なのでネットやYouTubeで脳内旅行を楽しんでいます。

なかでも『フランスガイド中村/France Guide Nakamura』さんのYouTubeチャンネルが一番のお気に入り。@中村じゅんじ

パリの裏道散歩などを、ワクワクしながら拝見しています。

ルーヴル美術館の回は何度も視聴。

実際に行けば、モナリザの場所まで迷わずたどり着ける自信があります(笑)。

ギリシャ神話の解説も、わかりやすくて面白い!

エピソードを知ることで西洋美術を、より興味深く鑑賞することができます。

ギリシャ神話は愛憎劇??

ギリシャ神話は古い原始宗教がミックスされて生まれたものです。

最初に記されたのは紀元前7~8世紀頃のこと。

神々による戦いや恋愛、喜びや悲しみ、嫉妬などのドロドロとした物語が満載で人間の本質をついています。

こちらの有名な絵画「ヴィーナスの誕生」は1485年頃の作品です。

愛と美の女神・ヴィーナスは、天の神ウラノスの子であるクロノスが父の男根を切り取り、海に投げ捨てたときに生じた泡から生まれたとされています。

海で誕生したヴィーナスは、貝に乗り風に吹かれてキプロス島に到着。

海の白い泡は精液を、二枚貝は女性器を表しています。

頬を膨らませて息を吹きかけているのが、西風の神・ゼヒュロス

ゼヒュロスが抱いているのが奥さんの、花と春と豊穣を司る女神・フローラ

フローラの息からは薔薇の花が出ています。

服を着せかけようとしているのが、季節の女神・ホーラです。

美しいヴィーナスですが、嫉妬深くて鼻持ちならない性格をしているのが面白い所!

中村さんの解説動画でお楽しみください。

【愛と美の女神・ヴィーナス】

お馴染みのキューピッド

昔から漫画やイラストによく登場するので、身近に感じるのがキューピッド

キューピッドは、愛の女神・ヴィーナスが不倫をして生まれた子供です。

恋愛の神様であり、翼を持った少年の姿をしています。

があるのは、恋に落ちると天に昇ったような気持ちになるから。少年の姿なのは、恋をすると常識や理性が働かず大人でなくなるということを意味しています。

キューピッドの放つ矢は恋愛の魔法。

黄金の矢が当たれば直後に見た人を好きになり、鉛の矢が当たれば大嫌いになる。

可愛らしいキューピッドですが悪戯好きで、ロマンスだけではなく自身の父親に恋をする娘が出てくるなど、様々な悲劇を起こすため一部の神からは目の敵にされていたそうです。

キューピッドとプシュケー

冥界の箱を開けてしまい永遠の眠りについたプシュケーが、キューピッドの接吻で目覚めるシーン。

ルーヴルの中でも最も優雅な彫刻の一つで、二人の身体がX字型に交差する作品は、どの方向から見ても美しく見えるよう計算されています。

足元にある金属の黒い取っ手は、かつて重要人物が見学するときに召使いが持って、ぐるぐると回して鑑賞をさせたそうです。

キューピッドとプシュケーの物語も、愛憎が絡まりあって面白い!

是非、中村さんの解説をご覧ください。

【愛と魂の物語、キューピッドとプシュケー】

まだまだ知りたいことがたくさんありますが、奥の深いギリシャ神話を網羅するには時間がいくらあっても足りません。

世界の美術館を巡りたい!!

もっともっと時間が欲しいと思う、今日この頃です。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。