こんにちは! kotoです。プロフィール
私は数年前、自分の生きづらさにはHSPという名前が付くのだということを知りました。
HSPとは「Highly Sensitive Person ハイリー・センシティブ・パーソン」の略で、非常に敏感な気質を持った人のことを指します。HSPを詳しく
それからというもの、書籍やネット記事を読みあさっては情報収集。
思考のクセや、対処法などを学んだことで自己肯定感が高まり、生きづらさから解放され、日々の暮らしを心から楽めるようになりました。
そんな私の目に、最近飛び込んできたのが「ウォーカープラス」のウェブ漫画。
むむっっっ!!!
幼少期から大人になるまでの思考や行動が、主人公と全くと言っていいほど同じなのです。
HSPの日常が描かれた『私は私を幸せにする方法を知ってるんだ』をご紹介します。
HSP気質で苦しんだり、頑張り過ぎているあなたに是非読んでもらいたい、ほっこりと癒される漫画とエッセイです。
肩の力が、スッと抜けますよ!
ズレていた人生のピントが合う
作者は20代で元会社員の『ここみ』さん。現在はイラストや漫画を描く仕事をされています。
「社会では、大人数の中でも大きい声でうまく喋り、積極的で、たくさんの友達がいる外交的な性格の人がより高い評価をされる」
これが子供のころから大人になるまでずっと感じてきたことです。だから、私は長い間「どうやったら外交的な性格に近づけるのか」に固執してしまっていました。
自分は何か必要なものが欠けていて、足りない人間だと思っていたそうです。
そんなここみさんもHSPの概念を知り、今までの価値観がガラッと変わります。
自分が劣等感として捉えていた気質には名前と形があったのです。
ぼやけていたこれまでの人生に、やっとピントが合った瞬間でした。
これは分かる💦分かりすぎる(^-^;>【漫画】内向的でHSPだと知った時、ズレていた人生のピントが合った!/私は私を幸せにする方法を知ってるんだ|ウォーカープラス / https://t.co/KFtwqJGJP1
— きなこ (@kinakossu) January 27, 2022
「大人しい」の呪縛
子供のころからずっと言われ続けてきた言葉、「kotoちゃんて、大人しいね。」
相手に悪気がないのは百も承知ですが、自分にとっては「大人しい人=つまらない人」という意味に取れて、いつも落ち込んでいました。
クラスで人気者になるのは、積極的で明るい性格の子。それとは反対の消極的で大人しい私はつまらない人間なの??
そんな私の心の中の様子が、ここみさんの漫画の中にそっくりそのまま描かれています。
「大人しい」をネガティブに捉えていたのは、私だけではなかったんですね。
今では「大人しい=自分の世界観を持っている」とポジティブな言葉に変換して、受け取れるようになりました。
共感しかない…
【漫画】「大人しい」「マイペース」「気にしすぎ」内向的・HSPな人が言われがちな言葉について考えてみた|ウォーカープラス https://t.co/adbyeZ1HR2 @walkerplus_newsより
— ことふぁにー \(σωσ \🍎)))≡ (@kotorin_go358) March 10, 2022
HSPの頭の中
昔からとても疲れやすかったです。
外から帰ると、もうグッタリ。
虚弱体質だと思っていましたが、原因は「脳疲労」でした。
HSPの頭の中では、とても騒がしく思考が巡っています。
その様子が、手に取るように描かれていて共感できました。
私やっぱりHSPなのかな。私の日常が描かれてる。
【漫画】朝から晩まで気が抜けない!内向的でHSPな人の頭の動き|ウォーカープラス https://t.co/sZXqNXi8VC @walkerplus_newsより
— 櫻野さやか (@sakuranoreal) March 23, 2022
ただ困るのは、さあ寝るかと目を瞑るとなぜか頭の中が活発になるところです。頼んでもいないのに過去の記憶(大体黒歴史)の上映会が始まったり、脳内会議が始まったり…。会社での会議は苦手なのに、脳内会議はかなり活発に行われているから不思議です。
そう、私もです!
目を閉じると、黒歴史の上映会が勝手に始まってしまうんです。
一日も早く忘れたいのに、脳にしっかり定着させてしまうという悪循環。
対策として、就寝前に3行日記を書くようにしました。
その日の出来事の中で、嬉しかったこと・幸せに思えたことをノートに3個書き出して、脳に刷り込んでいきます。
この方法が、私に合っていたようです。
気が付くと上映会はなくなり、日記を書かなくても良く眠れるようになりました。
おわりに
ここみさんは、HSPの日常を優しいタッチで、愛情いっぱいに描いてくれています。
このやっかいな気質は、自身も理解できていない部分があるので、それを人にわかってもらおうとするのは尚更困難なことでした。
漫画と文章で、丁寧に代弁してくださり本当に感謝しています。
次はどんな話がリンクしてくるのか、すごく楽しみです。